磯あそび、紙すき体験、木を使ったあそび、虫の観察。
さまざまに様子を変える自然とふれあうことで、自らあそびを生み出せる、感性の豊かな子どもを育てたい。
和田愛児園では年に数回、外部専門家の協力を得て、子どもたちの自然遊びを深めています。
楽しくて深い専門性をもって自然への
出会いの場に寄り添ってくれる先生たち
たくさんの落ち葉や木の実を使って、ダイナミックにあそべるこの場所が子どもたちは大好き!
あそぶときは「おじゃまします」「ありがとうございました」とお山へのごあいさつも忘れずに。
現代の都市化が進んだ生活では、人口的なものに囲まれがちです。
一歩外に目を向けてみると、多様な生命に出会うことができます。
蟻がいたり、街路樹や、足もとには雑草があったり。
その気づきを、ほんの少し保育に加えるだけで、子どもたちの語感が高まり、感性が豊かになります。集中力や表現力、コミュニケーションが高まっていきます。
葉っぱ一枚にも、いろいろな色や形があることに気づいてほしい。
そのために保育士に必要なのは、自然の知識が豊かであるかどうかではなく、保育士一人ひとりがあそび心を教育的配慮を持って、子どもに楽しく出会わせることができるかどうかなのです。
あそびのなかには、多様な気づきがいっぱいです。
その一つひとつの気づきに寄り添い、引き出すことが、保育士にとって、大切にしたい関わり。
その関わりが次の気づきに、そして、その繰り返しが、子どもたちの根っこのある力への積み重ねとなります。